Detroit: Become Human

ゲームレビュー

ゲーム概要

ゲームジャンル:アドベンチャー

プラットフォーム:PC、PS4

プレイ人数:シングル

発売日:PS4 2018年5月25日 PC 2019年12月12日

おすすめ度:★★★★★

一言感想:感情の存在するアンドロイドは機械か、人間か、数千の選択肢と数十のエンディングの中で自分だけのストーリーを紡いでいく。答えも、物語も、未来も、「ひとつ」ではない。

ゲームレビュー

 舞台になるのは2038年のデトロイト。そこではテクノロジーが進化し、人間と同じ見た目のアンドロイドが普及している。アンドロイドは人間と同じように会話し、考え、行動する。しかし、人間からは奉仕するための機械としてしか見られていない。

 その世界でプレイヤーは「コナー」「カーラ」「マーカス」の能力も立場も異なる3人(3体)のアンドロイドの視点を通して、様々なストーリーを体験しその行動や発言を自らの意思で選択をしていくことになる。物語の中でプレイヤーの下す判断、発言、行動がその場の状況ひいてはその後のストーリーを大きく左右する。

 ストーリーの大筋は定まっているものの、その細かな内容やエンディングはそれぞれのプレイヤーの選択次第になっている。1つの章を終えるごとに選択肢のフローチャートを見ることができ、それぞれの選択肢を全世界のプレイヤーが選んだパーセンテージがおり、自分の選んだ選択をどれくらいのプレイヤーが選んだかを知ることができる。自分の選んだ選択をどのくらいの人が選んだのかを知れたり、選ばなかった選択を選んだパーセントを知ることができてプレイした後に見返してみると面白い。もちろん選ばれなかった選択肢やエンディングはロックされており、ネタバレはされないように配慮されている。

 グラフィックはまるで現実のようにきれいだ。2038年のデトロイトをまるで映画でも見ているかのように楽しむことができる。自分の選択肢に関係のないところでも、例えば公園で遊んでいる子供とアンドロイドの姿や、ジョギングをしている人、掃除をしているアンドロイドなど、アンドロイドの存在する世界観をしっかりと表現している。

 ストーリーも3人の主人公を通して、近未来の人と機械の関係や世界観から、感情の存在する機械は人間とどう向き合っていくのかなど、今からそう遠くない未来に起きうるかもしれないことが描かれている。その中で描かれる立場の違う主人公である3人の思いや葛藤を自分が選択し、ストーリーを紡いでいく。 選択次第で物語や、ゲーム内の状況、キャラクター同士の関係性は変化していき、 選択肢によっては人間とアンドロイドとの戦争、殺人、そして主人公の死などプレイヤー次第で物語は変化していく。同じエンディングになる人はまずいないだろう。また、ゲームをプレイしている間はまるで、新しい手法の映画を見ているようだった。自分の選んだ選択の結果を主人公と一緒に間近で見ているような、喜びや悲しみ、焦りや葛藤を一緒に感じているような、そんな没入感を私は感じながらこのゲームをプレイしていた。難しいアクションは存在せず、まるで映画のようなその人にしかない選択とエンディングを体験できるゲームになっている。

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